予想外の物たちとの再会
今日は朝からクローゼットの整理をしていました。
夏物の衣類を出す予定だったのですが、奥の方に積み重なった段ボール箱を発見してしまったのです。
そうなると思っていました。
夫が「いつか使うかもしれない」と言い張って、押し込んでおいたものたちでした。
衝動買いの遺跡
一番上の箱を開けると、まず目に入ったのは、使用済みのホットプレート。
説明書もなく、コンセントが絡み付いたままです。
いつ購入したのか、本人すら覚えていないでしょう。
その下には、未開封の調理ロボット、三台。
内容物の説明書が異なっており、どれが本物なのか判別不可能な状態です。
リリが「お母さん、これ何ですか」と覗き込みに来ました。
私は「お父さんの夢の墓場」と答えておきました。
彼女は笑いながら去っていきました。
クロウの予想外な行動
クロウはというと、その箱の中から古い雑誌を見つけて、興味深そうに眺めていました。
それは五年前の通販カタログで、夫が「新しい家電の最新情報をインプットするのに必要だ」と言って取っておいたらしいです。
クロウは「この時代の通販広告も重要な歴史資料ですね」と呟きながら、それを別に分けておきました。
彼は自分のオタク気質に気づいていないようです。
モザイクの介入
片付けの途中、モザイクがその段ボール箱の中に潜り込んでしまいました。
猫用のベッドだと勘違いしたのでしょう。
高い場所を好むあの猫が、わざわざ箱の中に入っている姿は滑稽でした。
段ボール箱への執着は、本当に理解に苦しみます。
本当の問題
最後に出てきたのは、未使用のままのプラスチック製の整理ボックス、十個です。
そして、その下には領収書の束。
金額を計算してみると、ゆうに十万円を超えています。
夫に「これはどういうことですか」と尋ねると、彼は「いずれ使う予定だった」と言い張りました。
いつもの言い訳です。
「俺に任せろ、大丈夫だから」と追加で述べられましたが、その言葉に価値はありません。
結局、使えるものは寄付に、壊れているものは処分に、そして段ボール箱はモザイクの居場所として確保することにしました。
整理整頓とは、単なる物の配置ではなく、家族の無駄を可視化するプロセスなのだと改めて感じています。
人間とは不思議な生き物だ。
価値のない物を「いつか使う」と言い張り、価値のある時間を失うのですから。
――モザイクの心の声、か。

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