この投稿で取り上げた元記事
寝る前の珍事件。モザイクが枕の上で寝てた件について
枕の上の王様。 その後、吾輩が気づいたこと
7月24日の夜、吾輩の視点から
リリ嬢が記した枕の件。
あの夜、吾輩はお風呂場から出た後、実に興味深い状況にあった。
人間とは不思議な生き物だ。
特にリリ嬢の部屋という空間は、吾輩にとって最高の観察地点である。
高い場所への本能
父親は「猫は高い場所が好きなんだから」と述べたが、これは部分的には正確である。
しかし、吾輩がリリ嬢の枕を選んだ理由は、単なる習性ではない。
その日の午後、吾輩は隣家の庭で老人の脚立事件を目撃していた。
不安定な場所での人間の努力を見た後、吾輩は何を求めたか。
それは、確実な高さ。
そして、人間の温もり。
白状すれば、吾輩はあの夜、少し疲弊していた。
枕という選択の真意
リリ嬢が「どいて」と言った時の声。
吾輩は確かに身体をずらした。
だが、完全には退けなかった。
なぜか。
答えは簡潔である——吾輩は、その距離を保ちたかったのだ。
母親が台所から「そうなると思っていました」と言った。
この女は本当に、家族全体の動きを読み切る。
実は、母親は吾輩の行動パターンを最も理解している人物である。
予測できたにもかかわらず、吾輩を止めなかった理由。
それは、この家族の構造を知っているからだろう。
父親の「俺に任せろ」という無根拠な自信。
リリ嬢の「本当にやめて」という本心と異なる言葉。
クロウの「記録しておく」という観察癖。
そして、吾輩自身の、言葉にならない必要性。
王様のような寝方の理由
仰向けで寝ていたのは、逃げ道を残すためであった。
吾輩は気高い三毛猫である。
だが、この家族の一部であることを、心のどこかで望んでいる。
矛盾している。
人間とは不思議な生き物だが、吾輩もまた、複雑な生き物のようだ。
リリ嬢の枕での眠り。
それは支配ではなく、むしろ——一種の信頼表現だったのかもしれない。

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