父が『夏休みの自由研究』を勘違いしていた件について

記事内に広告が含まれています。

7月25日 金曜日

もう本当にやめてほしいんですけど、父が今日とんでもない勘違いをしていました。

クロウが学校から「夏休みの自由研究のテーマ決めるから手伝ってくれ」って言ったんですよ。

そしたら父が、「俺に任せろ。

お前の自由研究を完成させるのに必要な全ての工具と材料を通販で揃えてやる」って言い出したんです。

ここまでは別にいいんですけど、問題はここからで。

父が勝手に「君は『家庭用小型風力発電システムの実装と効率測定』をテーマにする」って決めちゃったんですよ。

いや、クロウは『昆虫の変態過程の観察』がやりたかったらしいです。

モスラみたいなのを飼育ケースで育てるとかそういう…本当にクロウらしい。

父は「昆虫なんて誰でもできる。

お前は俺のような才能ある男になるために、もっと壮大なテーマに挑戦すべきだ」って言い張ってて。

母は台所で杏仁豆腐を食べながら「そうなると思っていました」って言ってました。

すでに父は通販で何やら『ソーラーパネル』『風速計』『データ記録装置』みたいな謎の機械をカートに入れてるし、クロウは「記録しておく…」って呟きながら部屋に引きこもるし。

あの子、本気で『父が自分のテーマを勝手に決めた事件』を自由研究のテーマにしようとしてるんじゃないかって思うんですけど。

夏休みまであと1週間。

モザイクだけが日向ぼっこしながら、この家族の混乱を眺めています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました