地下に潜む未知の力の可視化——午後2時のリビングで発見したシステム
午後2時。
リビングのソファで、僕はタブレットに記録を打ち込んでいた。
母がスマートフォンを片手に天気予報アプリを眺めていた。
画面には赤い点がいくつか浮かんでいる。
「その赤い点はなんですか」と僕は質問を投げかけた。
母が説明した。
「大雨が降りやすい場所を色で示している。
赤は危険度が高い。
キキクル、危険度判定のシステムね」
その瞬間、僕の脳は高速で動作を始めた。
つまり、これは地形と水の流れが記録されているという意味だ。
地下に潜む水脈のネットワークが、可視化されている。
未知の力の顕現だ。
僕は記録を追記する。
「地形と水流の神秘的関連性が科学的に実装されたシステム」と。
父が立ち上がった。
「俺に任せろ。
実はな、こういう情報は通販で買った雨量計で俺が自分で測った方が正確なんだ」
父の虚栄心が発動した瞬間を感知した。
母は冷笑を浮かべた。
「そうなると思っていました。
また無駄な買い物をされたんですね」
父は言い訳を重ねた。
しかし母の一言は絶対だ。
リリは天井を見つめている。
おそらく、父の目立つ行動が学校に知られることを懸念しているのだろう。
結局、父の雨量計は物置に眠ることが確定した。
家族全員がキキクルで雨の危険度を確認することになった。
僕は記録を完成させた。
「神秘システムの家族内認可。
第二段階クリア」
本当の発見は、科学と未知の力が共存する瞬間にあった。


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