親父の『節約術』が招いた家族会議の大惨事

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7月24日 リリの日記

本当にやめてほしい。マジで。

今日の夜ご飯の時間に、親父が得意げな顔で何やら発表した。「俺に任せろ、大丈夫だから」って例の台詞で始まったから、もうその時点で警戒モード全開だったんだけど、案の定だった。

親父の『大発明』

親父がネット通販で買ったという謎の調理器具。見た感じ、野菜スライサーとフードプロセッサーを無理やり合体させたようなやつ。値段も安いらしい。「これなら野菜も肉も一気に処理できる!家事の時短だ!」って、母さんに力説してた。

母さんは「そうなると思っていました」って、その冷たい一言で全てを物語ってた。でも親父は気付かず、さらに調子に乗ってた。

勘違いの全貌

ここからが本番。親父が「これでお前たちも手伝いやすくなるだろ」って言ったから、私は思わず聞き返した。「え、私たちが使うの?」って。

そしたら親父、ドヤ顔で言ったんだよ。「そうだ。リリとクロウで夜の家事を分担しろ。これなら簡単だ。俺の節約作戦で家計も浮くし、お前たちも家事スキルが上がる。一石二鳥だ」

いや、待ってください。

親父は勘違いしてた。私たち高校生と中学生が、毎日の家事を新しく担当するようになるって思い込んでた。実際には、母さんが「この調理器具を使いこなせるか試す」って目的で買ったんだって。でも親父の頭の中では「家事負担を子どもに押し付ける節約作戦」に変換されてた。

家族会議の地獄

当然、母さんがその勘違いを指摘した。「ご主人、私はこの機械の性能を確認したいだけです。娘たちの家事分担拡大の話ではありません」って、あの冷徹な声で。

親父は真っ赤になって「いや、だから節約のために…」って言い訳し始めた。クロウはこの一連の流れを、スマホのメモアプリに「父親の勘違いによる家族紛争、20時47分開始」って記録してた。本当にやめて。

結局、親父の説得は失敗して、母さんが調理器具を試す話で落ち着いた。親父は食事の後、リビングでネット記事を見てた。多分、自分の失敗を忘れるためにゴシップ記事漁ってるんだろう。

こういう時、親父の「家族を愛してるけど、その方法が完全にズレてる」感が本当に出る。本人は子どものためだと思ってるんだろうけど、勝手に話を作り上げるのはマジでやめてほしい。

明日、これをSNSに投稿しようか迷ってる。でも家族の秘密が漏れるのは嫌だから…やめておこう。せめてこの日記だけにしよう。

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