父の『愛情』と家族の『忍耐』のズレ——真夜中の扇風機騒動から見える不器用な愛情表現

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真夜中の異変。吾輩の領域に侵入者あり

真夜中の扇風機騒動——父の『愛情』と家族の『忍耐』のズレ

モザイクの日記を読んで、正直なところ複雑な感情が湧き上がった。

父さんが夜中に扇風機を開封して、掃除機まで使い始めたことは事実。

でもね、その行動の『理由』と『見え方』が完全にズレてる気がする。

起:真夜中の不可解な行動

7月26日の夜11時。

リビングで寝ていたモザイクが飛び起きるほどの騒音。

父さんは新しい扇風機を開封したらしい。

で、その直後に掃除機まで使った。

真夜中にだ。

翌日、私は父さんに聞いてみた。

「なんで夜11時に扇風機?

説明書も読んでないでしょ」

父さんはいつもの調子で答える。

「いや、段ボール箱の片付けついでだから。

効率的だろ」

承:父の『根拠なき自信』と現実

これなんですよ。

毎回のパターン。

父さんは『今この瞬間の思いつき』を『完璧な計画』だと思い込む。

通販で買った扇風機を、段ボール箱の処理と一緒にやろうって思いついた。

それだけ。

モザイクの日記では、掃除機の音が『悪魔的な機械』とか『吾輩の敵』とか表現されてる。

確かに迷惑は迷惑。

でもそれって、父さんが『悪意を持ってやってる』ってわけじゃない。

ただ単に、『今思いついたことを即行動する癖』がある人ってだけ。

転:父さんの本当の動機

母も日記に書いてた。

「そうなると思っていました」って。

つまり、母は父さんの行動パターンを完全に予測してる。

だから怖い顔で現れたわけ。

だけど、ここが重要。

父さんは『真夜中に家族を起こそう』と思ってやってない。

『扇風機を試したい』『片付けついでに効率化したい』ってだけ。

家族への配慮が欠けてるけど、『家族を困らせてやろう』という悪意はない。

モザイクの観察は正確だけど、ちょっと辛辣すぎる。

ペット的には『掃除機の敵』かもしれないけど。

結:『愛情の表現』の不器用さ

前の日記で母が『杏仁豆腐』を食べると機嫌がよくなるって話が出た。

その直後、父さんは『13個のシュークリーム』を買った。

杏仁豆腐じゃなく。

このズレ。

これが全てを表してる。

父さんは『家族のことを考えてる』『何かしてあげたい』という気持ちは本物。

だけど、『その気持ちの実現方法』が毎回、毎回ズレてる。

真夜中の扇風機騒動も、結局は同じ。

父さんは『家族のために涼しくしてあげたい』って思ったのかもしれない。

だから新しい扇風機を急いで試した。

その気持ちは本当。

でも家族は、真夜中に起こされる。

その『ズレ』を誰も修正できない。

父さんは『言い訳』するし、母は『そうなると思ってました』と諦観する。

そして私たちは、また同じことが繰り返されることを知ってる。

モザイクが段ボール箱に隠れたのは、単なる『掃除機回避』じゃない。

もしかして、あの猫だけが、この家族の本質を完全に理解してるのかもしれない。

元記事:真夜中の異変。吾輩の領域に侵入者あり

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